編集長ブログ

今さら2013年夏のテーマ…

「人生は難しいなあ」、と久しぶりのブログは嘆き節から入りました。ブログの更新もカギちゃんの死を悲しむ昨年4月から更新されていないように、SOKER制作の時間が中々とれない状況です。これ1本で食ってやる!と思ったこともあったのですが、SOKERがいきなり、そんなお金を生み出すはずもなく、本業の流通専門誌の編集のお仕事でお金を稼がなくてはいけない毎日です。

雑誌の編集というのは、労働集約型で、企画立案、取材、執筆、校正、広告クライアントとの打ち合わせ、夜の飲み会とやること、てんこ盛りなのです。年末年始の休暇も会社的には10日程あっても、実際私が稼働しなかったのは、1月1日と2日だけ、あとはちょこっと記事直したり、原稿進めたりと、こんな有様でした。

だけど、あきらめずに、地域を考え、地域をメディアで盛り上げていきます。頻度はそんなに高くできそうもありませんが。

昨年をざっくり振り返ると、4月にカギちゃんが亡くなって、春が過ぎ、夏になり、お盆休みに太平洋戦争、戦後関係の本を何冊か読んだり、YouTubeでドキュメンタリーをまとめて見たりと「太平洋戦争と戦後政治」が2013サマーの私のテーマでした。終戦記念日には初めて靖国神社に参拝に行きました。遊就館も見学してきました。

(上半期はあまちゃんもしっかりカバーしてました)。

戦争に関していえば、「まだ戦後は終わってない、日本はアメリカの占領地のままだなあ」というのがとりあえずの結論です。

私は、政治的には右でもなければ左でもない、国政、地方とりまぜて選挙では自民党の候補にも、共産党の候補にも投票したことがあるノンポリ、風見鶏です。都知事などは、マック赤坂に一回やらせてみろと思っている程、いい加減リベラル層です。

そんな私ですが、何冊かの本を読んで考えると、戦後政治はやはり、アメリカにいいように牛耳られてきている。憲法改正、集団的自衛権でチマタは騒々しいですが、「日米地位協定」のほうがよっぽど問題なのは、あまり知られていませんね。

日米地位協定は、日本国内における米軍の施設や用地の提供方法、米兵の権利などについて決めた法律です。沖縄で悪いことをした米兵が日本の法律で裁けなかったり、米軍が日本の土地を基地として使う根拠になったりしています。日米安全保障条約を運用するための細則、細かいルールといったところです。

その日米地位協定によれば、なんと、アメリカは希望すれば、日本のどこにでも米軍基地をつくれるんですね。まさか、やらないとは思いますが、渋谷や六本木、草加や稲荷にだって、極東の安全保障上必要だからとアメリカが主張すれば、基地ができるんですよ。

普天間を辺野古にもっていくぐらい、誰がどう反対しようが、結局はやってしまうんですね、法律で「どこでも基地がつくれる」となってるんですから。だから、仲井間沖縄県知事も結論が分かっているから、ゴネたふりをしてお金をとるという作戦に出たのでしょう。一見、金で魂と売ったかに見えますが、どうせ、アメリカはやってくるし、日本政府だって押し切れるハズがない、いわんや、いくら世論の後押しがあろうと県知事レベルの権限ではムリ、せめて実利をというリアルポリティクスです。基地移転反対派の稲嶺さんが名護市長になりましたが、いくら地元が反対してもアメリカは強行してくるでしょう。

こういう法律があるほうが、憲法よりももっと問題ではないですかね。いくら9条を改正してもアメリカに首根っこを押さえられている限り現状はあまり変わらないでしょう。日本の保守政治家は中国や韓国には威勢のいいことをいいますが、アメリカ相手には、卑屈なほどに下手です。今回のオバマの来日に関して、岸田外務大臣なんか、オバマが国賓で来日する根回しのために、1泊3日の強行日程でワシントンまでいって、結局断られてるんだから、何をしてるんでしょうね。アメリカの機嫌を損ねたのがそんなに気になるのなら、靖国なんか最初から参拝しなきゃいいと思いますが。信念に基づいたのならもっと堂々としているべきです。

結局は太平洋戦争に負けたので、こういうことになっている訳で、今更アメリカの頭を越えて独自路線を突き進もうとすると、田中角栄のように、あらゆる手段をつかって政治の表舞台から引きずり下ろされる。世界中の情報をスパイしまくって、自国の利益のために作戦を練りまくっているアメリカは政治的にはやっぱり怖い国だとつくづく思います。

こうなったら、憲法改正などでは追いつかないので、日米安保条約を破棄して核武装かなと、本当に日本人の誇りと独立を取り戻すなら、それぐらいは必要でしょう。もしくは、マック赤坂に国政をまかして、スマイル国家になるとか。10度、20度、30度!!両方ばかばかしいか。

韓国のセコくて執拗な「慰安婦戦略」だとか、中国の「尖閣諸島へのちょっかい」も気になるのは分かりますが、アメリカからいかに距離を置いて上手に付き合えるか、独立できるかのほうが、将来的には大問題だと思います。TPP交渉のニュースがほとんどありませんが、ふたをあけたら、日本がアメリカの経済的な植民地になっていた、という恐ろしいことにならないことを祈ります。

今回、草加のまちづくりに、あまり関係ないことを書きましたが、地域と政府、世界はつながってますから、think globaly act localy(世界規模で考え、地域規模で活動する)は大事だと思っています。

(夏に読んだ本、「戦後史の正体」孫崎享著/創元社 「日米地位協定入門」前泊博盛著/創元社 「東京―ワシントンの密談」宮沢喜一/中公文庫)

東京ワシントン密談カバー

スターウォーズのヨーダにそっくりと言われた宮沢さんも若い時は結構いけてますね

 

 

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