インタビュー

「ゆったり爽日市庭」 人、モノ、文化が行き交う交流スポット 

Keyperson Interview

ゆったり爽日市庭実行委員 中山拓郎さん

新しい人、新しい試みで、

古いものが再発見される。伝統が見直される

中山拓郎さん

△焼きトウモロコシの販売を担当した中山さん

小石川マルシェから

刺激を受けて開催

野間口 今回「ゆったり爽日市庭」(以下爽日市庭)を開催した経緯を教えてください。

中山 もともと草加で農業を営む仲間たちと「スマイルファーマーズ」という農産物の直販の活動をしていました。場所も今回爽日市庭を開催したTSCボードステージです。個人的には農産物だけでなく、お豆腐屋さんやお総菜屋さんなどとコラボして、幅広く販売をしていきたいという構想をもっていました。

私が目指していた販売形式を「小石川マルシェ」という活動が先にやっていました。

「小石川マルシェ」というのは、小石川にある通称「こんにゃくえんま」、源覚寺というお寺の境内を借りて、地元の商店主やものづくりをしている人たちが集まって出店する市場です。5月と10月の年2回開催しており、2013年5月の開催で5回目を迎え、小石川に知人がいた関係で中山さんが経営するチャヴィペルトも第2回から出店しています。

 

小石川マルシェ

中山さんが、爽日市庭のお手本にしている「小石川マルシェ」は、小石川を愛する地元の商店主や住民などで構成される非営利団体「小石川活性化研究委員会」が母体となり運営されています。小石川マルシェのホームページによると「マルシェは単なる販売所ではありません。マルシェを舞台に様々な交流が生まれ、活性化のきっかけになる…そんなイベントを私たちは目指しています」とのことで、中山さんいわく、自分の店だけ売れればいいというのではなく、みんなでひとつのイベントをつくりあげようという意気込み、チームワークに感動するそうです。

小石川マルシェでは、ソムリエと食器屋さんがユニットを組んだ出店もあるそうです。食器屋さんの商品であるグラスにソムリエが出品しているワインをついでグラスワインを販売する。ワインが気に入ればボトルで買う、グラスが気に入ればそれを買うといった販売もしています。その他にもアイデアあふれる異業種の組み合わせもあるそうです。異業種交流の場、ビジネスチャンス発展の場としても注目すべき試みです。

中山さんも、小石川マルシェで知り合った地元で燃料店を営んでいる方に野菜を卸しています。その方は、本業は燃料店ですが、野菜の販売も出がけており、毎週1回中山さんの畑から直接収穫する形で、野菜を仕入れにきます。

このように小石川マルシェは、まちの活性化をメインに人的交流、ビジネス振興と複数の効果をあげているイベントです。

2013年10月27日(日)開催の第6回では、従来の源覚寺に加え、小石川すずらん通りを通行止めにして2箇所で開催。ますます広がりを見せています。

小石川マルシェ

△第5回小石川マルシェの賑わい(小石川マルシェホームページより http://koishikawamarche.com/

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