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犯罪抑止に効果アリ 自主防犯パトロールのすすめ

5.パトロールスキャン

スキャンとは、目に入る光景(音、声など)を読み取り状況を把握することです。チームとして周囲の状況をスキャンできるよう、リーダーは前方、列の右にいる人は右側を、左にいる人は左側を重点的に見るなど、各自担当を持ち全体(360度)の視野をカバーします。

人やまちの動きが激しいなど普段と違う雰囲気を感じたら立ち止まり、スキャンを始めます。全員が外向きに立ち、死角をつくりません。時間がかかりそうな場合には、手の位置に注意します。腕組みは威圧感を与えるので場合により配慮します。

スキャンと、とるべきアクションの例

例)門やドアが開けっ放しである → アクション:声をかける

例)聞き慣れない大きな音、ガラスの割れる音、何かをこじ開ける音、人の叫び声

→ アクション:場所を確認し警察へ通報する

例)何度も普段みかけない車が通る → アクション:ナンバーや車種をメモする

例)エンジンをかけたままの車両 → 運転手声をかける

例)焦げ臭い、異臭など → 場所を確認して通報する

 

スキャンして気がついたことは、リーダーに伝えます。リーダーはどうするかを判断します。その際は、市民活動の限界を理解して、決してムリなことはせず、仲間および自分の安全を確保して警察や消防に通報します。

 

6.パトロール後

全員が無事であることを確認し、簡単な反省会をします。自分が感じたこと、自分の目標が達成できたかどうかを伝えます。次回の予定を決めて、参加できるかどうかの確認をします。リーダーは全体の感想を述べます。記録や引き継ぎ事項を日誌に残します。

 

〇まとめ

埼玉県内、草加市内とも犯罪件数は減少傾向です。埼玉県は人口1万人あたりの警察官の数が全国でもっとも少ない状況にあり、市民としては、警察官の増員をお願いしたいところです。県でも、増員を図っており平成13年~24年の増員数は全国最多の2,681人となっています。これに加えて、地域の防犯意識、防犯体制を整えることが重要です。

草加警察署生活安全課の大塚さんの話によると、職業的、計画的犯罪は全体の1割程度、残りの9割は地域の意識や防犯活動で未然に防げるとのことです。

防犯パトロールは、その姿を見せるだけで、防犯効果のある行動です。地域を守っている人がいる、その姿が犯罪からまちを守るのです。決して危険なことまで踏み込まず、犯罪の予防、抑止効果になることをよく認識して、実践してみましょう。

 

 

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