特集

犯罪抑止に効果アリ 自主防犯パトロールのすすめ

草加での事件は減少傾向

ボランティアパワーでまちはもっと安全になる

自主防犯パトロールのすすめ

ガーディアン

▲講演会場でパトロールの講習をするガーディアン・エンジェルス草加支部のメンバーたち。壇上は小田理事長

草加警察署管内では、ひったくり事件やオレオレ詐欺などの犯罪が目につきます。広報などで、犯罪の予防や対策を呼びかけることも多く、犯罪は増加傾向にあるというイメージを持っている人も多いことでしょう。しかし、実際には埼玉県、草加警察署管内いずれも減少傾向にあります。これに一役買っているのが市民ボランティアによる自主防犯パトロールなのです。今回は2月に埼玉県の主催で行われた「わがまち防犯隊レベルアップセミナー」の講演から、自主防犯パトロールを考えます。

 

 犯罪の認知件数の推移

 

自主防犯活動への取組みで

犯罪件数が減少

埼玉県で起きた犯罪の認知件数(届け出があるなど県警が認知している犯罪の数)は、平成23年度は9万3,157件と約20年ぶりに10万件を切りました。過去最高は平成16年度の18万1,350件。これをピークに県内の犯罪認知件数は減少し続けています(図表1)。

犯罪減少の理由を、埼玉県県民生活部防犯・交通安全課課長(役職は2月の取材当時)の古田土等さんは次のように語ります。

「平成10年頃から犯罪件数が急激に増えるようになりました。当時は警察だけが防犯に取り組んでおり、犯罪が起こるとそちらの対応で防犯がおろそかになり、新たな犯罪が発生する。そんな悪循環に陥っていました。これを改めるために平成15年4月に、県庁の中に防犯担当の部署が設立され、各市町村にも同様の部署ができはじめました。そこから、地域が防犯に携わる。事業者が防犯に携わる。そんな体制ができました。これが犯罪の発生を減少させた背景にあります」。

町会、自治会、PTAや各種ボランティア団体、企業などによる自主防犯活動、パトロールが埼玉県の犯罪減少に大きく貢献しているということです。

kotato

▲講演する古田土等さん

 

図表1 埼玉県内の犯罪認知件数の推移

図表1認知・検挙率

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